リモートワーク

皆さん、リモートワークって知ってますか?
テレワークや在宅ワークとも言うようなのですが、最近度々聞くようになりましたね。

明確な定義は特に決まっていないようですが、一般的には
「オフィスに囚われずに、自宅でもどこでも仕事が出来るという働き方」
を指すようです。

 

試しにググってみると、下記のような記事も出てきました。
ご参考までに
http://w-kawara.jp/interview/how-to-remote-work/

 

実は自分も以前から、
「この手法を取り入れて仕事している人って実際どうなんだろう?」
と興味をもっていたんですね。

というのも、仕事上でサテライトオフィスやリモートワークに関わる機会が多い事と、
地方を盛り上げる「地方創生」を実現させるための1つの重要なツールだなと感じたからなんですね。

 

そこで、行ってきましたよ!
「リモートワーク先進企業が語る未来のマネジメント」byネオラボさん
情報は足で稼ぐ!です(笑)

 

登壇者は下記の5社
・株式会社スマートソーシングさん 山重社長
・株式会社Startup Technologyさん 菊本社長
・ラフノート株式会社さん 西小倉社長
・株式会社キャスターさん 中川社長
・株式会社ネオラボさん 酒井社長

 

いずれの会社も業務にリモートワークの概念を取り入れて、
クラウドソーシング事業やオフショア開発などを手がけているんですが、
やはり実際には成功も失敗もあったようで、リアルな話が色々聞けましたよ。

 

Q1:リモートワークを始めたキッカケって何?

 

いざやるとなると結構勇気がいるリモートワーク。
どうやら、企業ごとに色々理由があったようです。下記にまとめました。

 

・社長自身の家族の理由
→2人目の子供の出産に伴い、社長自身が子供の面倒を見る必要があった。

・仕事上の理由
→東京、大阪、名古屋でプロジェクトを同時進行する必要があった為。
→海外にも事務所を設けた為、必然的にリモートワークを導入した。

 

なるほど、なるほど。それぞれ事情があったんですね。
「いや、でも、それって今まででいう営業所と一緒でしょ。」と思いますよね。
どう違うのか?さあ続きを見てみましょう。

 

Q2:実際にどのように仕事をしているか、どういうツールを使っているか?

 

>事例1
・毎朝、朝礼を行っていて、そこで1日の作業を確認する。
(確かスカイプ使ってたと思います。)
・1日の作業の間に気づいた新たな修正点や課題をメモして、
夕方の決まった時間に定例ミーティングを行い、1つ1つ潰していく。
・各人の作業は作業量とタスクを管理するツールで全て数値化&可視化されていて、
1週間に1度、それを見ながら作業効率が適正だったかどうか、振り返りを行い質を高めていく。

 

>事例2
・タスクを管理するツールを組み込んで、作業量と時間を数値化させている。
1人1人の生産性があがり、結果的に従来の通りオフィスに出勤して仕事をするよりも、
リモートワークの方が生産性の向上に繋がっている。

・働く場所を選ばないので、地方の優秀な在宅ワークの方を採用出来る。
加えて、給与も東京と同じ水準で支払っているので、結果的に地方で通常もらえる報酬よりも満足してもらっている。

 

>使用しているツール
→コミュニケーションツール
 ・slack(スラック)
 ・チャットワーク
 ・googleハングアウト

→タスク管理やグループウェア
 ・Trello(トレロ)
 ・kintone(キントーン)
 ・goolgeドキュメント他、googleドライブ、googleスライド等

→その他
 ・MFクラウド ※会計ソフト
 ・ラストパス ※パスワード管理ツール

 

ちなみに、今の会社に11月からジョインしたのですが、
初めてこういったツールを使って仕事し始めました。
メインで使っているのは、今のところ、
『slack(スラック)』
『Trello(トレロ)』
『googleドライブ』
『dropbox(ドロップボックス)』
の4つですが、慣れるまで多少時間はかかったものの、慣れてくると非常に使いやすく効率がアップします。

意外とお客様からもどんなツールを使っているか聞かれる事があるので、実例を見せて説明しています。

 

さて、まとめると下記の2点がポイントのようですね。
1つ目は、コミュニケーションが取りづらい状況を、ツールを駆使して打破する。
2つ目は、ツールはPCだけでなくスマホ連動させる事。

そして、この2つのポイントは非常に重要というように感じました。

というのも、リモートワーク最大のデメリットは、「コミュニケーションが取りづらい」という事に尽きます。
具体的にいうと、

・顔を合わせていないから体調や心境の変化を汲み取りにくい。
・業務上の些細な認識の違いが後々の大きなズレに繋がりやすい
・思いやりと信頼がなければ成り立たない。崩れた瞬間に業務が停止する。

という事が挙げられるようです。

また、ツールの駆使とスマホ連動させる事でより生産性があがるという事に対しては、
・生産性があがる=集中出来る反面、のめり込んでしまう傾向があるため、
 上手くON/OFFの切り替えが出来ないとウツになってしまう事がある。
・ツールに頼りすぎて、ツールがないとコミュニケーション出来ないようになってしまう。
 チャットですぐに返信が来ないとイライラする事もある。
というデメリットもあるという事。

 

やはり全ての物事には必ずと言っていいほど、良い面と悪い面があり、使い方次第なんだなと感じます。
みなさん、やはり過去に失敗した経験をお持ちのようで、それぞれにデメリットに対しての対策を講じていました。

 

・地方の社員採用をする際、信頼を高めるために、採用時に社長がわざわざ親御さんに会いに地方まで出向く。
数日間行動を共にして人となりをお互いに理解する事で、その後会わない期間が長くても多少の事では問題にならない。
また、採用についての社長自身の覚悟や責任を自分達も持つことが出来る。

・地方の社員には、地元のサテライトオフィスやシェアオフィスを活用して、日々の出勤を選択出来る体制を整えている。
1人1タスクでやっている場合等は自宅にこもりがちになるため。
この体制にしてみると、意外とサテライトオフィスに来たがる人の方が多い。

・海外とのやり取りの際には、相手の国の国民性を考えて対応したり、
日本時間10時に打ち合わせなど、時差も考慮した物の言い方をしている。
お互いに思いやりを持って仕事をすることで、ズレやストレスを軽減させている。

 

この各社の対策が一番面白かったかなと個人的には思います。
また、それぞれの社長の考え方が反映されていて、試行錯誤していることが垣間見えました。

 

《まとめ》
今回のイベントは総合的に見て、本当に面白い会でした。
参加者の方との懇親会もアンテナの高い方が多く、話の中からもまた学びがありました。
とはいえ、リモートワークに向いている業種・向いていない業種はあるわけで、
今後市場が拡大していくのは、ツールや技術の進歩や、経済情勢や世の中の流れ次第で、
ジワリジワリという具合だと思います。

逆に言うと、毎日、満員電車に揺られて通勤するのが嫌で、地方に移住して農業やサーフィン、
釣りなどを楽しみながら、伸び伸びと子育てをするというストレスフリーの暮らし方を望む人は
時代に先駆けてこういう企業に就職してみたり、フリーランスになってみるのもありかなと思います。

最後に、東日本大震災の復興支援でこのリモートワークを使って、東北で雇用促進をしている企業さんがいらっしゃいました。
本当にこれは嬉しくて、ぜひ頑張って欲しいなと応援したいと感じました。
東北は冬は雪が降り、都会からも遠い為、産業が発展しづらいのですが、
それを解決する手段としてリモートワークが発展拡大してほしいと切に願ってやみません。
リモートワークの動向は今後もチェックしていきたいと思います。