カフェ
先日、ネットでブログネタを探していたところ、
『スターバックス珈琲に深刻な課題 勉強場所や仕事場所にする客の増加で回転率が低下』
という記事を見つけました。

記事を読んでみると、勉強場所にしていた学生に対して、店を出て行くように言った店舗もあるとかないとか。
もしこれが本当だったら「スターバックスコーヒーの栄華もそう長くはないな。」と思いましたよ。
この問題はどこがポイントなのか、私なりの考えをお話しましょう。

【スターバックスが提唱したサードプレイスとは?】

この議論を始めるにあたって、まずはスタバの提唱する”サードプレイスとは何か”から説明が必要ですね。
まとめるとこんな感じです。

■ファーストプレイス・・・・・・自宅
■セカンドプレイス・・・・・・職場や学校
■サードプレイス・・・・・・ファーストとセカンドプレイスの間の居心地の良い空間

これってすごく曖昧じゃありません?(笑)

結局、『概念はありますがあえて使い方を特定はしていません。お客様の思い思いの空間にしてください』
って利用者側に委ねている気がするんですね。
ましてや職場や学校は一日の大半を過ごす場所です。
そこが快適じゃなかったら、もうストレス溜まりまくりでどうしようもないですよね。
快適な場所を探すのは至極当然なことですし、むしろ、「快適な場所ってどこ?」ってなった時に真っ先に
「スタバしかない!」って思ってもらえることって、これかなり凄いことだと思うんです。

さすがはスタバのブランディング。本当に上手ですよね。
私も大好きです。

【そもそもスターバックスはどう思っているのか?】

続いて肝心のスターバックスはどう発信しているのか? ですね。
企業ホームページを見てみることにしました。

先ほどは概念についてお話しましたが、
本当に仕事場や勉強場所にするのがダメなら、
利用規約かなんかで「そんな使い方はダメよ」と書いてあるはずです。
オフィシャルなものですから、そこに書いてあるのは間違いないですよね。

著作権の関係で転載は避け、リンクを下記に貼りました。
http://www.starbucks.co.jp/company/mission.html

私達のミッションというページの中に、
店舗に関する部分がありまして、
『お客様が自分の居場所のように感じてもらえたら』
さらに『思い思いの時間を楽しんで欲しい』というようなことが記載されていました。

なるほど。それでは実際の実店舗を見てみましょう。
いるわいるわ、PCを広げてガッチリ仕事している方。
イヤフォンつけながら、分厚い参考書を広げて勉強している方。
何やらスーツ姿のビジネスマンがパンフレットを開いて商談をしている場面も見かけます。

でも、これってどこのカフェでも同じですよね?
タリーズにだって、ドトールにだって、エクセルシオールやカフェドクリエにだって
同じような方は沢山いますよ。
だから、もうカフェはそういう場所っていう概念が利用者側にあって。

これは非常に難しい問題だなと感じるのが、この双方の概念が一致していることが
必ずしも良い結果だけを生まないということですね。
現にスタバ側にはお客様の回転率が低下しているとあります。
まあ、でも本当に困っているのはスタバだけじゃないと思いますよ。
根本的な問題解決方法は別にあると思います。

【では、問題解決方法は何か?】

私が提唱する解決方法は、『仕事や勉強はカフェ以外の場所でやろう!』ということです。
例えば、今はちょっとネット検索すれば、
レンタルオフィスやコワーキングスペース、自習室等、山手線の駅降りた所には大概あります。

そもそも私自身はというと、カフェでMACBOOK広げて仕事している人を見て、
正直な所、”かっこいいな”と憧れを感じる部分はあります。
ですが、絶対に私はカフェでは仕事しません。
なぜなら、うるさいのに加えて、360°他人の気配を感じるあの空間では仕事にならないからです。

実際にこれまでも何度か試してみました。
自宅や職場の環境にマンネリになって、スタバで美味しいコーヒーを飲みながら考えれば
良いアイディアが生まれるんじゃないかと。
結果、マダムの社交場になっていたり、カップルがデートしていたりっていう席の横で
ゆっくりと仕事なんて出来るはずないんですね。
もう恋愛話とか人間関係のドロドロした話とか、ここでは言えないアダルトな話まで聞こえてきて(笑)
気になって気になってしょうがない。
ですから、ぜひレンタルオフィスやコワーキンススペース、自習室などの利用をオススメします。
私がレンタルオフィスの営業やっていて実際にお客様からも、
「出先が多いから、思い切って事務所を解約してカフェで仕事するノマドワーカーをやってみたんだけれど
 落ち着かない上に、いざ商談をやるとなるとうるさい、移動した先でいざ仕事をしようとすると席が一杯で
 他のカフェを探す羽目になってね。そんな時間もったいない。やっぱりレンタルオフィスにしてよかったよ」
といった声もありました。

こういった場所がいい理由は、
・カフェよりかなり静かで快適
・電源やWifiが絶対にある。
・空席がある=必ず利用出来る
・会議室やラウンジなど、打ち合わせスペースが併設されている
・周りも同じビジネスマンだから気兼ねしなくて良い
といったところで、さらには
・ビジネスマン同士で意気投合したら友達が増える。
・もしかしたらそこからビジネスが生まれる=ビジネスチャンスの可能性もある
・イベントも開催していて知識や人脈が広がる可能性もある
といった可能性もあります。
恐らく、カフェで仕事が出来るのは若い世代で、
コストを抑えたいのに加えて、見てくれや対外的な体裁はどうでもよい
と考えている方が多いのではないかと思います。
ですが、ここは節約せずに将来のためにと思ってぜひ良い環境で働くことをオススメします。

金額的に考えてみても、
1杯コーヒー300円~400程度 × 30日 合計: 1ヶ月あたり9,000円~12,000円

1万前後、下手したらそれ以下で借りられるところなんて探せばいくらでもありますよ。
まあ、あのカフェのガヤ感が好きだというのであれば論外ですがね。
皆さんの快適な空間は皆さんが決めることですから。
ぜひ、自分だけのお気に入りの空間を見つけてみてください。

【最後に】

この問題、ちょっと視点を変えてみれば、レンタルオフィスや自習室などの魅力が
まだまだ想定利用者へ伝わっていない証拠なのではないかなとも感じ取れます。

セカンドプレイスとサードプレイスの間。
つまり”2.5”プレイスを定義するのはどうでしょう。
ここに商機&勝機あり。という予感もしてきましたよ。
問題=利用者ニーズですからね。
いや、本当に至る所にビジネスチャンスはありますね。