陸奥亭鈴五

↑タイトルが毎度お決まりの決まり文句に、TOPの写真をこれにしたら、
なんだか落語が始まるみたいでなんとなく『いいね!』って感じですね(笑)

 

【疲れが吹き飛ぶ陸奥亭鈴五の厳選<実話>小噺8選!】

最近、ブログの中で、もう堅~~~い内容の投稿が続いておりまして、
もうマジメ君を地でいくような、まあそんな内容もたまにはいいと思いますが、
毎日のステーキは飽きるように、たまには茶漬けも食べたいよくらいな感じにふと思い立ちまして。

というのも、つい今しがたも、「防災って大事だよ」っていう社会派っぽい内容書いてたら
なにやら肩が凝ってまいりまして、
「ああ、こうなんかぶっとんだ笑っちゃうようなもの書きたいな~」
なんて思い立ち、
いわゆる茶漬け的な、ちょっと箸休め的なもの作ってみたので
一笑いして疲れを吹き飛ばして、明日の活力にしていただけたらと思います。

えー、これはワタクシ陸奥亭が18歳まで、青森の実家で
爺ちゃんと婆ちゃんと一緒に生活していた中でのエピソードでございます。

小噺①【拾ったお金】

高校生だったある日、自主練で家の周りの田んぼのあぜ道をランニングしていた。
ふと、すう10メートル先を見ると1000円が無造作に落ちていた。
「これはラッキー!」
と思い、急いで拾って家に持って帰り、
「ばあちゃん!そこの田んぼのとこで1000円拾ったよ!」
と言ったらばあちゃんが、
「もっと落ちてないかもっかい見てこい!」

小噺②【肉じゃが】

ある日、ばあちゃんに「肉じゃが食べたい!」
と言ったら、少し考えて、「分かった!少し待ってろ」
とばあちゃんが言う。
しばらく経って、「おーい、ご飯だよ!」
と呼ばれたので食卓に行ってみると、何故か豚汁が出来上がっていた。
「ばあちゃん、これ豚汁だよ!肉じゃがじゃないよ!」
という私に向かってばあちゃんが、
「肉じゃがなんか作り方分からねぇ。よく見てみろ。具材は一緒だべ!」
確かめたらホントに具材は一緒だった。

小噺③【おつかい】

ある日、ばあちゃんにおつかいを頼まれて、欲しいリストをメモでもらった。
いざ、スーパーに言って広げてみると、
『デエゴ、ニンヅン、ゴンボ、ギューニュ、ツョーユ、サトー、ツオ』

(正)『大根、人参、ごぼう、牛乳、醤油、砂糖、塩』

「おれはスパイか!」
青森県民のお年寄りは、”さ行”の発音が危うい。危うくスーパーで笑い死ぬ所だった。

小噺④【電話】

ばあちゃんに久しぶりに電話した。
やっぱり遠く離れた東京にいる孫が心配らしい。
「いいか、悪い奴にだまされるんじゃねえぞ!あとな、お金は貯めておけ。大事にしろ。
昔から、金は天下の回りものっていうからな。」
「え?え?貯めるの?!使うの?!」
と思いながらも、「うん。」とだけ答えた。
お金が生きる上で重要な物だということは伝わった。

小噺⑤【お寺】

ばあちゃんは5人姉妹だった。
ある日、亡くなった親戚の供養でお寺に行った日があった。
夕方頃に、なにやら5人は笑いながら帰ってきた。
それも腹を抱えて笑い死にしそうな感じである。
「どうかしたの?」
と聞いてみると、
「よしかずのおばあちゃんが、住職さんがお経読んでる時に、ブーーッ!
ととんでもなく大きいオナラをして、皆んな笑い転げて供養どころじゃなくなったのよ。アハハ!」
「だって、我慢出来なかったから、仕方ねーべ!」
「仕方ないっていったって、あんなに大きなオナラ聞いたことねえぞ!アー、今度はおらんどが笑って死んでしまうじゃ!」

その場面を想像したら、笑いが止まらなかった。
笑いの遺伝子はばあちゃんから授かったものだと確信した。

小噺⑥【婆ちゃんのチャレンジ】

うちのばあちゃんが作るカレーは美味い。
ある日も美味しく食べていたら、なにやら「ムニュッ」とこれまで食べたことない食感が。
「ばあちゃん、これ何?」
「ああ、それか。エスカルゴ入れてみたべ!うめぇべ?なんたってエスカルゴだからな!」
これはきっと、お昼のみのもんたのせいだ。
うん、きっとそうだ。

小噺⑦【賞味期限】

うちの実家の冷蔵庫にはとにかく賞味期限切れがメチャクチャ多い
なんだか分からないけれど、サラダドレッシングに、牛乳に、プリンに、納豆などなど、
もう気になってしょうがないから、バッサバッサと捨てていくのだが、
じいちゃんとばあちゃんは構わずに食べている。
「いや、そんなん食べたらお腹壊すって」という私に一言。
「なんも!臭い嗅いで、少し食べてみて酸っぱくなければ全然食べれるべ!」
つくづく戦争を生き抜いた人達はたくましいなと思った。
そんな僕はお腹が人一倍弱い。なんでだろ。

小噺⑧【好きなもの】

家ではスキヤキがご馳走だった。
何か特別な事があったらスキヤキだったし、1か月に2度くらいはスキヤキが出ていた。
でも、ある日テレビで本物のスキヤキを見て、うちのは違うんだと分かった。
うちのは焼き肉だった。
どうやら、うちのばあちゃんは好きな物を焼くからスキヤキと思っていたらしい。
『らしい。』というのは未だに確認はしていないからだが、恐らくそういう答えが返ってくると確信出来る。
うん、これが親子の絆なんだと思う。

 

~さて、楽しんでいただけましたでしょうか。
いや、もう、毎日ギャグでしたよ。我が家は(笑)
いつか高座でこの小噺をやりたいなと思ったりもするわけで!
皆さんからの面白小噺も絶賛大募集中です(^^)

『笑う角には福来る!』
それでは、また!